
篠原テキスタイル株式会社
株式会社ディスカバーリンクせとうち
株式会社エコログ・リサイクリング・ジャパン
◆プロジェクトの背景
このところ、EUにおける売れ残った衣料品等の廃棄の禁止など、欧州圏を中心にアパレル業界全体がサステナブルな方向に舵を切っています。そしてその動向は、遠くない将来、日本国内でも主流の考え方になると予測しています。
一方、廃棄せず使い続ける、あるいは循環させることは、生産量の減少と同義であり、ひいては売上げの減少につながることも懸念されます。
紳士服、学生服、ワークウェア、デニムなどの繊維産業とともに発展してきた広島県福山市において、今後も衣服をつくり続ける。そんな未来を目指し、大量消費を前提としないものづくりへのシフトにチャレンジします。
◆ アクション第1弾
『こども愛着シェアクローゼット』を設置します

◆プロジェクトの方向性
方向性 ①:感情的耐久性の延伸
消費者が衣服を手放す前に、その衣服への愛着を再確認する機会を設けます。見つめ直すとともに、リユースやリペアなどの選択肢を考えるきっかけをつくります。
また、衣類を購入する際、多少高価でも長く使い続けられるものを選ぶ意識を醸成します。
方向性 ②:繊維関連企業の可視化
福山市内の繊維関連企業の技術を可視化し、企業間の協業が生まれやすい素地をつくります。これにより、長く使い続けられる製品や製品寿命を延伸するためのサービスなどの新しいエコアクションの創出を目指します。
◆「瀬戸内ふくめぐりプロジェクト」の今後のアクション
2026年 1月中旬 英数学館高等学校と連携した衣料品シェアイベントの開催
2026年 2月初旬 事業実施結果の公表
取材申込先・お問合せ先
瀬戸内ふくめぐりプロジェクト事務局(担当:山本)
TEL:090-9463-6406
Mail:setouchi.fukumeguri@gmail.com
※本事業は、環境省『令和7年度地域の資源循環促進支援事業』の一環で実施しています。
